生活習慣病

生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)は、生活習慣すなわち、食事の内容、喫煙習慣、運動習慣、飲酒の習慣が発症に深く関与していると考えられている糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症などのことです。
日本人の約半数がこの病気を持っていると推定されているありふれた病気ですが、いずれの病気も深刻な状態にならなければ自覚症状に乏しいので治療に踏み切れなかったり、続けられなかったりしがちです。しかし、3大死因であるがん、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)、心臓病(心筋梗塞や心不全)と関わりが強いので見過ごすことができません。さらに肥満が加わると病気の進行が早まります。
生活習慣病は、動脈硬化を早めることにより様々な不具合をおこします。いったん動脈硬化が進むとそれを元に戻すことは難しいので、病気を指摘されれば早めに治療を開始してください。
生活習慣病の治療にはおのおの疾患に適した薬剤治療がおこなわれますが、治療効果を十分に発揮するには共通して生活習慣を見直すことが必要です。特に以下の項目が大事です。

1. 禁煙する
2. 食生活を見直す
3. 適正体重を維持する
4. 適度な運動をおこなう

当院では、薬物治療と生活指導を同時におこない、病気の進行を止めます。
また、治療がうまくいっているかを常に評価して、治療を見直してまいります。
生活習慣病に関して気軽にご相談ください。

また、生活習慣病についてわかりやすく解説したサイトがあります。
http://www.smartlife.go.jp/の「生活習慣病を知ろう!」をご覧下さい。

生活習慣病

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